バイオマスとは私たちのライフサイクルの中で生命と太陽エネルギーがある限り再生可能な資源です。
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バイオマスは、電気や熱といったエネルギーに利用できる生物資源。石油や石炭に代わる未来のエネルギーとして、今、注目されている。
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再生可能な資源です
バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの(たとえば、木・稲わら・食品廃棄物・家畜の排泄物など)」とされています。バイオマスは、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを使って、無機物である水と二酸化炭素(CO2)から、生物が光合成によって生成した有機物であり、私たちのライフサイクルの中で、生命と太陽エネルギーがある限り持続的に再生可能な資源です。

 バイオマスを燃焼すること等により放出される CO2 は、生物の成長過程で光合成により大気中から吸収したCO2 であることから、バイオマスは、私たちのライフサイクルの中では大気中のCO2を増加させないという「カーボンニュートラル」と呼ばれる特性を有しています。このため、化石資源由来のエネルギーや製品をバイオマスで代替することにより、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスのひとつであるCO2の排出削減に大きく貢献することができます。

 さらに、バイオマスは、化石資源のようにエネルギーとしても製品としても利活用でき、国民生活の幅広い場面での利活用が可能です。

 一方、化石資源も大昔に生物が生成したものと考えられていますが、これは何億年もかけて蓄積されてきたものであって、私たちのライフサイクルの中では再生不可能な資源であり、いずれは枯渇が予想される有限の資源です。

 この限りある化石資源を私たちの次世代も引き続き活用できるようにするとともに、化石資源への依存を低減する意味からも、バイオマスを従来の食料・木材としての利用にとどまらず、新たな観点から、エネルギー又は製品としての活用を推進していくことにより、持続的に発展可能な社会を目指すこと、これが今、求められています。

 我が国においても、これまでも、1970年代の石油危機の時期等に、バイオマスの新たな利活用についての各般の研究開発、実用化に向けた取組が行われてきましたが、石油価格の安定等により、必ずしも私たちの生活に浸透するまでには至らなかったのが現状です。

 しかしながら、今、エネルギーや製品としてバイオマスを総合的に最大限利活用し、持続的に発展可能な社会「バイオマス・ニッポン」をできる限り早期に実現することが、強く求められています

                              
木質バイオマスの熱利用
間伐材や樹皮、製材工場から出る端材やおが粉などの木質バイオマスをエネルギー利用する技術的にも簡単な方法は、燃焼による熱の利用だ。製材工場の木材乾燥用の熱に使ったり、地域暖房に使ったりされる。また、スウェーデンでは、廃材を砕いて乾燥し、棒状に固めたペレットを製造し、家庭のペレット用ストーブで燃焼して暖房するという方式が普及している。ペレットにすることによって燃焼効率が良くなり、また運搬しやすくなる。
日本でも、岩手県の葛巻林業が樹皮を使ったペレットを生産していて、公共施設のボイラーなどで利用されている。
また、炭は、言うまでもなく、木質バイオマスの熱利用の伝統的な技術である。



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